BeagleBoard-xMでUbuntuが動くようにしようとしていますが、早速はまっています。
作業にあたって、以下のサイトを参考にしました。
まず、母艦となるPCにVMwarePlayerをインストールし、VMwarePlayer上で動くUbuntu8.04のイメージをダウンロードしてインストールし、その後、Ubuntu10.04にアップグレードしました。(キーボードからの入力ができなくなってしまいましたが、ネット上に情報が多数あり解決できました。)
上記サイトを参考にubuntu-10.10-r6-minimal-armel.tar.xzのプレビルドイメージをSDカードにイントールしました。(SDカードには KINGMAX microSD 4GB class6を使用)
作成したSDカードで起動すると、起動して、シリアルのコンソールからログインして使用できるものの、USBが使えない。。。USBキーボード、USBマウス、ネットワーク(ボード内部でUSB接続されている)が全滅です。
以下、調べたことを書きます。
- 付属のSDカード(Angstrom)ではUSBキーボード, USBマウス, ネットワークが問題なく使用できるので、ハードの問題ではないと思う。
- また、OSの起動はしているので、SDカードの問題でもないと思う。
- 電源にminiUSB端子へUSB用のACアダプタ(5V 1A出力)を接続して使用していましたが、最大電流が足りていない可能性があったので、2.1A出力できるものに変えてみました。結果は変わらず。
- miniUSB端子への給電が悪いのかと思い、5V 1.5A出力のACアダプタを5V端子に接続してみたました。結果は変わらず。
- ubuntuのイメージを少し前のものubuntu-10.10-r4-minimal-armel.tar.7zにしてみました。結果は変わらず。
- Android(Froyo)のイメージをSDカードにセットアップして起動してみたところ、起動はしますがやはりUSBが動いていない様子。(正しい動作を見たことがないので、おかしいのかよくわからない)
どうも、ボードのリビジョンがCなのが原因のような気がしています。
(ボード上に”C”のシールが貼ってあるので、リビジョンはCなのだと思います。)
イメージを使用するのではなく、最新ソースから自分でビルドすればうまく行くのかもしれませんが、新しいイメージがリリースされるまで様子を見ることにします。(他力本願ですが。。。)
4/4にDigi-Keyに頼んでいた、BeagleBoard-xMが4/18に届きました。
発注時には在庫がなく、4月末の入荷予定となっていたので、思ったよりも早かったです。
値段は¥14,048(送料¥0)でした。性能や機能を考えるとかなり安いと思います。
箱を開けて、サイズの小ささにびっくり。写真では見ていましたが、現物は想像よりも小さかったです。
BeagleBoardはインターネット上にたくさんの情報があるので、詳しくは書きませんが、CPU:ARM Cortex-A8 1.0GHz、MEM:512MB、MicroSDカード、イーサネット、USB、DVI-Dなど全部入りのボードで各種LinuxやAndroidが動きます。
はやく電源を投入したくなる気持ちを抑えて、「Beagleboard-xM で遊ぼうのこーなー(ハード編)」http://legacyos.homeip.net/beagleboard2/ を参考に透明プラ板でケース(犬小屋?)を作りました。
とりあえず、付属のSDカードで起動してみました。
付属のSDカードにはAngstromがインストールされています。
PC用のディスプレイにHDMIケーブル+HDVI-DVI変換器で接続、
コンソールはシリアルでPCに接続(115200bps)、
ネットワーク・USBキーボード・USBマウスも問題なくつながりました。
このボードを使って、今後以下のことを試してみたいと思います。
- Ubuntuの立ち上げ
- 無線LAN接続
- USBカメラの接続とストリーム配信
- バッテリーでの起動
- USBカメラでの動画認識(OpenCV)
- 2足歩行ロボ(KHR-2HV)との接続
時期を少し過ぎてしまいましたが、去年の夏休みの自由研究で子供が作ったロボットが面白いので、本人の許可を得て公開します。
自作Arduinoと加速度センサー(KXM52-1050)、ラジコンサーボ×2を使用しています。
加速度センサーからの値をそのままサーボに入力しているので、ノイズで動きががくがくしています。このままでも味があって良いですが、移動平均をとるとなめらかに動くかもしれませんね。
【説明資料】
ロボカップジュニア 北九州ノード 練習競技会が18日に開催されました。
選手の皆様、スタッフの皆様お疲れ様でした。
今回は北九州・福岡からの参加はもちろん愛媛方面からの参加もあり、非常に盛況な大会となりました。
この時期に大会があると、初心者の選手たちにとっては試合のよい経験になるでしょうし、経験者の選手たちにとっては早めにロボットの製作ができてノード大会に向けて準備が進むのではないかと思います。
感想ですが、
福岡羅針盤の皆さんのロボットは皆、完成度が高く驚きました。また、CPUも皆さんそれぞれで指導者の方の技術力の高さが伺えます。
愛媛ノードから参加されたTeamReverseのロボットも完成度が高く、ぐりぐり動いていました。
北九州は今年は受験のチームが多く経験者の参加が少なかったですが、前日に開催されたサッカーロボット教室から多数参加がありました。興味を持って今後も続けてもらえるとよいのですが。。。
バージョンBには3チーム参加でした。試合はよく見ていませんので詳細はわかりませんが、王者かもっこKMTMのロボットはさすがの動きだったようです。
TN-STARSは前の晩の夜中にやっと完成した(したことにした?)ロボットでしたが、試合で課題がいろいろ見つかったようです。
1/10のロボスクエアの大会にも(バージョンBの試合が開催されるかまだわかりませんが[12/27追記]バージョンBの試合は開催されるそうです。)申し込みをしましたので、関係者の皆様よろしくお願いします。
オフィシャル(?)なレポート:
http://sites.google.com/site/robocup9/A20houkoku/sakkarobottokyoushitsurenshuukyougikai
北九州市ロボカップ会のページ:http://sites.google.com/site/robocup9/
ロボカップジュニアジャパン公式サイト:http://www.robocupjunior.jp/
ArduinoとDCモーターを使用した倒立振子を作成しました。
センサーはジャイロセンサーとロータリーエンコーダの2つです。
ロータリーエンコーダの円盤部分はプラ板で自作してみました。解像度が低いですが、なんとか使えるレベルになりました。フォトインタラプタには秋月で売っていたGP1A53HRJ00Fを使用しました。
調整を重ねた結果、ふらふらしながらもなんとか立つことができるようになりました。
【使用パーツ】
マイコン:Arduino
ジャイロセンサー:AE-GYRO-SMD
ロータリーエンコーダ:プラバンで自作+フォトインタラプタGP1A53HRJ00F
モータードライバ:DAISEN 6CHモーターコントローラー
DCモーター:DAISEN ロボサイトモーター ギヤ比30:1
【改善のポイント】
①パスコンでモーターからのノイズの影響を抑えることで、ジャイロの精度が上がりました。
②ジャイロの値やロータリーエンコーダの値は移動平均を取り、平滑化しました。また、ジャイロのキャリブレーションの値も動作中に移動平均を取り、ドリフトの影響を抑えます。
【今後の課題】
モーターをDCモーターからステッピングモーターに変更することで、動作を安定させられるのではないかと思います。
動作の様子