前の記事Google CardboardSDK for Unityに引き続いて、Unity5の試用をしてみました。
今回は、拙作ゲームの「クエリちゃんのバルーン集め」および「ユニティちゃんの羊飼い」をUnity5で動かしてみました。また、Unity4のPro版が必要だった「ユニティちゃんライブステージ!」をUnity5で動かしてみました。
Unity5でGoogle Cardboard SDK for Unity に再注目!
先日、Unity5の正式版が発表されました。
Unity5ではこれまでPro版のみでしか使用できなかった機能の大半が無料版のPersonal Editionでも使用できるようになりました。
一方、2014年12月にリリースされていたGoogle Cardboard SDK for Unityではサイドバイサイドの2画面表示はUnity Proでしかできませんでした。
【参考リンク】Google CardboardSDK を使ってみた
最近、VR界ではOculus Riftが盛り上がっていますが、Cardboardの盛り上がりはいまひとつでした。(1画面版のハコスコは盛り上がっていますが、やっぱり、サイドバイサイドの立体視で楽しみたいです。)
※Cardboardについてはこちらの記事も参照ください。⇒【Cardboard】ダンボールで作るヘッドマウントディスプレイ
Unity5のPro機能解放によって、Google Cardboard SDK for Unityのサイドバイサイドが動くようになったと思われます。
というわけで、Unity5 Personal EditionでGoogle Cardboard SDK for Unityを試してみました。
【Raspberry Pi 2】 RasPiカメラモジュールとOpenCVで顔認識
前回の記事(【Raspberry Pi 2】 RasPiカメラモジュールをOpenCVで使用する)にて、RaspberryPiカメラモジュールをOpenCVから使用するテストを行いました。
今回は定番の顔認識を行ってみましたので、手順などを掲載します。
【Raspberry Pi 2】 NEON/VFPv4とUnixBenchの実験
Raspberry Pi 2のCPUコアはCortex-A7ベースとなっており、旧モデルにはなかったNEONというSIMD命令が使用できるようになっています。
また、浮動小数点演算コプロセッサが旧モデルのVFPv2からVFPv4に進化しています。(※)
※正確にはVFPはVector Floating Pointの略で、ベクタ演算浮動小数点コプロセッサなのですが、ベクタモードは使いにくくあまり使われなかったため、現在はNEONを使うように推奨されているようで、実体としてVFPv2やVFPv4は(スカラ)浮動小数点演算コプロセッサとして使われています。
gccコンパイラはNEONおよびVFPv4をサポートしているようですので、試しにUnixBenchをNEON/VFPv4を有効にしてコンパイルし、実行してみました。
あ、前の記事:【Raspberry Pi 2】 OSインストールとベンチマークの続きになります。
【Raspberry Pi 2】 RasPiカメラモジュールをOpenCVで使用する
USBカメラはOpenCVから簡単に扱えますが、RaspberryPiカメラモジュールの場合はOpenCVの標準機能ではサポートされていません。
以下のライブラリ(raspicam_cv)を使用することで、OpenCVから簡単にRaspberryPiカメラモジュールが使えるようですので試してみました。
https://github.com/robidouille/robidouille/tree/master/raspicam_cv