「ロボット・電子工作・マイコン」カテゴリーアーカイブ

DIPマイコンLPC1114FN28が秋月で在庫復活

私の中で、すばらしく使えるマイコン認定(LPC1114FN28でmbed参照)していたLPC1114FN28ですが、ここ数か月秋月で在庫切れになっていて、メーカー生産中止との話もありました。が、現在在庫が復活しています!!!

なんでも、メーカーでは生産中止予定だったが、ユーザーからの要望で方針転換したとか。
秋月の在庫は2014年11月8日現在AAAで、しばらくは安心して使えそうです。よかったよかった。

LPC1114FN28はARMの32bitCortex-M0をコアとするマイコンで、DIPパッケージのため自作や実験で使いやすいです。
なんといってもmbed環境が使えるので敷居が低いのと、\120(秋月, 2014年11月8日現在)と安価なのも魅力です。

Maker Faire Tokyo 2013に行ってきました

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DIYの祭典、Maker Faire Tokyo 2013に行ってきました。
Maker Faire Tokyo 2013は11月3日~4日にかけて、お台場の日本科学未来館とタイム24ビルで開催されました。
面白い展示がとてもたくさんありましたが、その中でも特に気になったものを紹介します。
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全方位カメラを作ってみた(その2)

前回はUSBカメラにロジクールC905を使用しました。このカメラにはオートフォーカス機能が付いているのですが、Windowsではオートフォーカスが効きますが、Raspberry Pi(raspbian)ではオートフォーカス機能が効かずピントが合いませんでした。どうも、カメラからステンレス半球までの距離(約5cm)でピントが合わないといけないようです。反射率の高い鏡ならカメラから鏡までの距離と鏡から対象までの距離でピントが合えばよいようなのですが、ステンレス半球の反射率が低いせいかもしれないと想像しています。実はRaspberry Piの専用カメラでも試してみたのですが、固定フォーカス(焦点距離:1 m から無限遠)のため、やはりピントが合いませんでした。

今回、フォーカスを手動で調整できるELECOM UCAM-DLA200HBK (現時点:¥1,445)を購入して試してみました。

全方位カメラ

結果、WindowsだけでなくRaspberry Pi(raspbian)でもうまくピントが合いました!
画質などカメラとしての性能はロジクールC905の方が上ですが、Raspberry Piで動かしたいので、このカメラを使って画像認識などしてみたいと思います。

LPC1114FN28でmbed

ARMベースの32bitマイコンLPC1114FN28で、mbedの開発環境が使えるようになったとのことで試してみました。
詳細は「Getting started with mbed LPC1114」にて。

作成したプログラムの書き込み方法は上記サイトにも記載されている通りいくつかありますが、手順が簡単ということで、mbed経由でLPC1114FN28へ書き込む「イカ醤油ポッポ焼き」を使用してみました。

mbedでプロジェクトを作成した時にサンプルとして書かれているLチカプログラムをそのままコンパイルして書き込んでみました。
最初、mbed compilerの右上に表示されているプラットフォームがmbed LPC1768のままになっており、書き込みはできるものの動かなかったのですが、プラットフォームをLPC1114FN28に変更したら、動くようになりました。
LPC1114FN28
手前がLPC1114FN28で、奥が書き込みに使用したmbed LPC1768です。

mbed LPC1768とはピン数も異なりますし、いろいろ制約はあるようですが、これは簡単便利です。
LPC1114FN28はトランジスタ技術の2012年10月号に付録になったことで一時期話題になりました。DIPパッケージなので、ブレッドボードや電子工作で気軽に使用できます。2013年9月現在、秋月電子にて¥110で販売されており、コストパフォーマンスが抜群に良いので、注目していましたが、開発環境の敷居が高く、なかなか手を出せないでいました。mbedの開発環境が使えるようになったことでその問題もクリアし、すばらしく使えるマイコンに昇格したと思います。自分の中ではこれまでArduinoでやっていたことは今後はLPC1114FN28を使うことになりそうです。