「ロボット・電子工作・マイコン」カテゴリーアーカイブ

BeagleBoard-xMが届きました

4/4にDigi-Keyに頼んでいた、BeagleBoard-xMが4/18に届きました。

発注時には在庫がなく、4月末の入荷予定となっていたので、思ったよりも早かったです。

値段は¥14,048(送料¥0)でした。性能や機能を考えるとかなり安いと思います。

箱を開けて、サイズの小ささにびっくり。写真では見ていましたが、現物は想像よりも小さかったです。

BeagleBoardはインターネット上にたくさんの情報があるので、詳しくは書きませんが、CPU:ARM Cortex-A8 1.0GHz、MEM:512MB、MicroSDカード、イーサネット、USB、DVI-Dなど全部入りのボードで各種LinuxやAndroidが動きます。

はやく電源を投入したくなる気持ちを抑えて、「Beagleboard-xM で遊ぼうのこーなー(ハード編)」http://legacyos.homeip.net/beagleboard2/ を参考に透明プラ板でケース(犬小屋?)を作りました。

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とりあえず、付属のSDカードで起動してみました。

付属のSDカードにはAngstromがインストールされています。

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PC用のディスプレイにHDMIケーブル+HDVI-DVI変換器で接続、

コンソールはシリアルでPCに接続(115200bps)、

ネットワーク・USBキーボード・USBマウスも問題なくつながりました。

このボードを使って、今後以下のことを試してみたいと思います。

  • Ubuntuの立ち上げ
  • 無線LAN接続
  • USBカメラの接続とストリーム配信
  • バッテリーでの起動
  • USBカメラでの動画認識(OpenCV)
  • 2足歩行ロボ(KHR-2HV)との接続

【夏休みの自由研究】Arduinoで獅子舞ロボ

時期を少し過ぎてしまいましたが、去年の夏休みの自由研究で子供が作ったロボットが面白いので、本人の許可を得て公開します。

自作Arduinoと加速度センサー(KXM52-1050)、ラジコンサーボ×2を使用しています。
加速度センサーからの値をそのままサーボに入力しているので、ノイズで動きががくがくしています。このままでも味があって良いですが、移動平均をとるとなめらかに動くかもしれませんね。

【説明資料】
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ロボカップジュニア 北九州ノード 練習競技会

ロボカップジュニア 北九州ノード 練習競技会が18日に開催されました。
選手の皆様、スタッフの皆様お疲れ様でした。

今回は北九州・福岡からの参加はもちろん愛媛方面からの参加もあり、非常に盛況な大会となりました。

この時期に大会があると、初心者の選手たちにとっては試合のよい経験になるでしょうし、経験者の選手たちにとっては早めにロボットの製作ができてノード大会に向けて準備が進むのではないかと思います。

感想ですが、
福岡羅針盤の皆さんのロボットは皆、完成度が高く驚きました。また、CPUも皆さんそれぞれで指導者の方の技術力の高さが伺えます。
愛媛ノードから参加されたTeamReverseのロボットも完成度が高く、ぐりぐり動いていました。
北九州は今年は受験のチームが多く経験者の参加が少なかったですが、前日に開催されたサッカーロボット教室から多数参加がありました。興味を持って今後も続けてもらえるとよいのですが。。。
バージョンBには3チーム参加でした。試合はよく見ていませんので詳細はわかりませんが、王者かもっこKMTMのロボットはさすがの動きだったようです。
TN-STARSは前の晩の夜中にやっと完成した(したことにした?)ロボットでしたが、試合で課題がいろいろ見つかったようです。

1/10のロボスクエアの大会にも(バージョンBの試合が開催されるかまだわかりませんが[12/27追記]バージョンBの試合は開催されるそうです。)申し込みをしましたので、関係者の皆様よろしくお願いします。

オフィシャル(?)なレポート:
http://sites.google.com/site/robocup9/A20houkoku/sakkarobottokyoushitsurenshuukyougikai
北九州市ロボカップ会のページ:http://sites.google.com/site/robocup9/
ロボカップジュニアジャパン公式サイト:http://www.robocupjunior.jp/

Arduino+DCモーターで倒立振子

ArduinoとDCモーターを使用した倒立振子を作成しました。
センサーはジャイロセンサーとロータリーエンコーダの2つです。

ロータリーエンコーダの円盤部分はプラ板で自作してみました。解像度が低いですが、なんとか使えるレベルになりました。フォトインタラプタには秋月で売っていたGP1A53HRJ00Fを使用しました。
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調整を重ねた結果、ふらふらしながらもなんとか立つことができるようになりました。
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【使用パーツ】
マイコン:Arduino
ジャイロセンサー:AE-GYRO-SMD
ロータリーエンコーダ:プラバンで自作+フォトインタラプタGP1A53HRJ00F
モータードライバ:DAISEN 6CHモーターコントローラー
DCモーター:DAISEN ロボサイトモーター ギヤ比30:1

【改善のポイント】
①パスコンでモーターからのノイズの影響を抑えることで、ジャイロの精度が上がりました。
②ジャイロの値やロータリーエンコーダの値は移動平均を取り、平滑化しました。また、ジャイロのキャリブレーションの値も動作中に移動平均を取り、ドリフトの影響を抑えます。

【今後の課題】
モーターをDCモーターからステッピングモーターに変更することで、動作を安定させられるのではないかと思います。

動作の様子



KHR-2HVのジャイロ

うちのKHR-2HVには、秋月の2軸ジャイロセンサーモジュール(AE-GYRO-SMD)をのっけてます。

純正品のKRG-4は2つで¥10,500しますが、AE-GYRO-SMDなら¥800(2010/09/25現在)です。

(なんかこのブログでは値段のことばっかり書いているような…(笑))

純正品(KRG-4)を試したことがないので、純正品に比べて性能がどうなのかはわかりませんが、一応、AE-GYRO-SMDでも倒れにくくはなっているようです。

AE-GYRO-SMDにはオペアンプがついていますが、オペアンプを通すと反応が良すぎて使えなかったので、C6, C7のキャパシタを外して、センサー側に直接信号線をはんだ付けしました。

AE-GYRO-SMDは股につけています。

うまく取り付ければ問題ないのかもしれませんが、片方の軸が反対向きになってしまったので、マニュアルに書かれている設定とは符号をマイナスにしています。