このブログでも何度か報告していましたが、Nexus5をAndroid5.0に上げて以降、LTE接続に時間がかかる現象が発生していましたが、解消できましたので報告します。
なお、SIMにはBIGLOBEの「LTE・3G データSIM」(SMSオプションなし)を使用しています。
現象
現象は以下のようなものです。
- 端末を再起動したり、機内モードをOFFにしたタイミングで、LTEの接続に10分ぐらい要する(3Gでもつながらず通信ができない)。
- 明らかにLTEのエリアであるにもかかわらず、3GになったままでLTEにならない。10分ぐらいするとLTEになる。
Android4.4の時は問題なかったことからAndroid5.xの問題と思っていて、Android5.xのアップデートのたびに現象が解消されることを期待していましたが、先日アップデートされた5.1.1でも現象は解消されていませんでした。
解消方法
IIJmioの「動作確認端末」のページに以下の記載があります。
・「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」に設定してる場合は、「IPv4」にする
・「設定」-「その他」-「モバイルネットワーク」-「アクセスポイント名」にて、IIJmio以外のAPNをすべて削除する
本ページに記載した内容は、すべて弊社で独自に調査した結果であり、その内容を保証・サポートするものではありません。
私はBIGLOBEのSIMを使用していますが、IIJmioと同じNTTドコモのMVNOですので、試しに同様の設定を行ったところ、現象が完全に解消され、非常に安定するようになりました。
行った設定としては下図のようにBIGLOBE以外のAPNをすべて削除しました。
なお、「APNプロトコル」はもともと「IPv4」の設定となっていましたので、変更はしていません。
APNの設定は以下にあります。
設定→無線とネットワークの「もっと見る」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
この設定で現象が解消されたことから、おそらく、他のAPNへの接続を試すのに時間がかかってしまっていたのではないかと想像します。
また、この設定を行うことで、バッテリーの持ちも良くなったようです。
このことから、現象が発生していない場合でも使用するAPN以外は削除してしまった方が良いのではないかと思います。
なお、上記対策はAPNの設定を変更しますので、自己責任でお願いします。
EMOBILE NEXUS 5 32GB ブラック LG-D821 SIMフリー